長刀

盤醐大王の遺産相続まつわる五人の王子の舞の中の一演目で4人の兄に対する末の弟中央五朗が一人でも多勢の敵と戦えるように武芸修行に励む場面を表す神楽です。祭文などはなく中央五朗に扮する舞手が長刀を手に一人で舞い続けます。この神楽で使われる長刀は新舞などで使いっている神楽用の軽いものではなく昔から神楽団に伝わる長刀で重さもあり、これを舞の終盤に指先で激しく回す場面があり見どころの一つとなっております。